築35年の事務所併用住宅の事務所部分を使用していましたが建物の性能を上げ、
快適環境でお客様の家造りをお手伝いしたいとの想いから建て替えをいたしました。

以前の事務所は、大きな出窓があり、明るさは十分でしたが西日がきつく、
夏場はエアコンの効きも悪かったのですが気密性能・断熱性能を高くし、
窓の配置にも気を配ったことで事務所の位置は変わりませんが快適に過ごせるようになりました。
外観

事務所正面

事務所駐車場

スロープ
自然素材を多用し、経年変化も楽しめるように
防火外壁材の認定を受けた木材(WILL WALL)が印象的な外観となりました。
外壁の漆喰仕上げの部分は、蓮(はす)の花のように水をはじく仕様のSTo(スト)を採用しており
周囲の環境に溶け込む色合いを選択しました。
暗くなると点灯する看板文字は錆びないステンレス文字を採用し、アイアン風に仕上げました。
夜間になると暗くなる地域なので、LEDの照明をつけることで少しでも地域を明るくと思っています。
緩やかな勾配のスロープは、雨でも滑りにくい洗い出し仕上げとし玄関も引き戸にしたことで可能な限りバリアを無くしました。
人工芝を敷き込んだことで雑草の心配もなく、グリーンを楽しめます。
外観スペース

玄関は軽い力で開け閉めのできる、片引き戸を採用しました。
引き込む部分はフロストガラス(スリガラス)仕様にしたことで明るさは取り込みながらも落ち着いたスペースとなりました。
グリーンの印象的なドアの向こうはお客様用トイレとなります。
流しコーナーは、アメリカのコーラー社製のシンクを採用し、ブラックの水栓で可愛らしいコーナーです。
湿気や匂いを調整するリクシル製のエコカラットタイルを壁面に採用し漆喰の天井・壁の効果をより引きたてました。
流しコーナーやカタログの棚は全て大工の造り付けです。
モニターサイズやカタログサイズに合わせて無駄のない収納が作れます。
またダウンライトは、明るさの調整だけでなく色味も白っぽい灯から、オレンジっぽい灯まで
室内の印象も全く変わることを実体験していただける照明を採用しております。
事務所スペース

構造材として使用した、宮崎県産飫肥杉(おびすぎ)の柱材を輪切りにして事務スペースへの段差の踏み台としました。
ぜひ来社の際に、風合いなどご確認いただければと思います。
事務所部分も珪藻土仕上げとして、ストレスのない環境で作業を進めます。
感想
同じ場所に、同じ配置で事務所を建て替えましたが西日の暑さは勿論のこと、バスの騒音の聞こえ方など
ここは同じ場所だろうか?と思うほどに快適に、静かに過ごせるようになりました。
大工造作の収納や、造り付けのカウンタ―など、実際にご覧いただけるようになっておりますので、ぜひご来社いただければと思っています。
渡辺忠雄工務店は ZEH※の普及に努めています!
ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。
ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。
渡辺忠雄工務店の ZEH普及実績と今後の目標
令和 7年度(2025年)戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
令和 6年度(2024年)戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50% 実績 0%
令和 5年度(2023年)戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50% 実績 100%
令和 4年度(2022年)戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50% 実績 0%
令和 3年度(2021年)戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
令和 2年度(2020年)戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
令和元年度(2019年)戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
平成30年度(2018年)戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
平成29年度(2017年)戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%








